ミニチュアホースの販売

ミニチュアホースの飼い方

飼うために必要なもの

①飼育場所

②雨風をしのげる小屋

③小屋に敷く藁(おがくず等でも可)

④小屋を掃除する道具

⑤餌

⑥手入れ道具など

①飼育場所

ネットで調べると、

10畳くらいのスペースがあれば飼うことができる

と、書かれていることが多い。

10畳だと4m×4m

うちもみんなにそれぞれパドック付きの

小屋を作っているが、

小さいものでだいたいパドックの広さが

6m×6m。

(10畳より若干広めではあるが)

離乳した時には、母馬がパドックで2週間程

過ごしたが、特に問題はなかった。

ただ、ある程度歳をとっている馬に比べて

若い馬は元気で活発なため、若い馬の場合は

少しゆったりめに場所を確保して

あげたら良いかもしれない。

もちろん広ければ広い方が理想的で

自由に走れるくらいの広さが

あれば、よりストレスをためずに

過ごせるだろう。

②雨風をしのげる小屋

サイズ

1.5m×1.5m程度あればOK。

(ちなみに、サラブレッドの馬房は

だいたい2.7m×2.7m。

お産馬房で3.6m×3.6mが目安。)

~おひさま牧場手作り小屋紹介~

大きな三角屋根になっているので

中は少し狭く感じるが、小さめの馬には

ちょうどいいサイズ。

この三角屋根、

お尻かきに最適

用途は人(馬)それぞれ。

よく屋根のはじっこには

かきかきで抜けた毛がモサモサっと

ついていたっけ・・・

飾り窓をつけて可愛いかんじに。

後ろ側の窓は、閉める時は

ロープで吊るす変わった作り。

親子一緒でも大丈夫⭐

コンパネと横板を組み合わせて作った

タイプの馬小屋。

入口にかかった小さい屋根が

アクセント。

後ろは窓付き。

農家によくある倉庫がモデル。

青いペンキをアクセントに入れている。

後ろは窓付き。

この写真はSNSで好評だった(・∀・)b

こちらの小屋はパドックが

繋がっていて、扉を開ければ

行き来できるようになっている。

正面に付けた窓は、かじってかじって

破壊されたので最近補修したばかり(笑)

ちなみに最初に作ったほうの屋根は、

ひどい強風の日の朝、骨組みだけ残して

きれいになくなっていた(笑)

なので今は屋根まですべて木材。

初めて作った馬小屋

なので作りは一番シンプル。

ベニヤで作った煙突が

風に飛ばされないか心配だったが、

今のところ大丈夫そう(笑)

中には寂しがり屋のメンバーも

いるので、そういう子には

相棒を付けてあげることが多い。

こちらは広めの作りなので

2頭でも一緒に入って寝れる広さ

お産馬房

一番広い作り。

事務所からも近く、中をカメラで

監視することもできるので、

夜番するのに便利。

③小屋に敷く藁(おが屑などでも可)

小屋の中には寝藁を敷き詰める

ちなみにうちは火山灰。

一時期寝藁を敷いていたのだが、

次の日にはほとんど食べてなくなっていた。

ご存じの通り年中ダイエット中の

おひさまメンバー。

寝藁は没収されました。

寝藁やおが屑がない場合は、

アスファルトよりは土の方が良いだろう。

④小屋を掃除する道具

小屋は毎日きれいに掃除

掃除道具たち。

上から順番に

ボロミ

寝藁かぎ

ミニ熊手

掃除の仕方

ボロを拾う

オシッコで汚れた寝藁の部分を

捨てる

減ったところに新しい寝藁を足す

ボロミとカギは使い慣れていないと

ちょっと難しい。

寝藁にカギをさして、

のっかっているボロを上に

放り投げるようなかんじ。

汚れた寝藁もボロミとカギで

回収できる。

土の上のボロ拾いには

ミニ熊手を使用。

汚れた寝藁のままにしていると

爪の病気になったりすることもあるので

注意!!

⑤餌

ミニチュアホースは基本的には

牧草だけで十分

ご存じの通り、

食事は草だけで

オールメンバー肥満の

おひさま牧場です。

(放牧しっぱなしで食べ放題状態

だったもので・・・汗)

ちなみに乾燥飼料の場合

体重の約2%前後が目安

100kg → 約2kg

また、ミネラル補給に鉱塩を置いて

あげるとよい。

そして水はいつでも自由に飲めるよう

に。

飼い葉桶と水バケツを用意

基本的になんでもいいとは思うが、

それなりに頑丈なものがいいかも。

かじったり、足をかけて壊す子も

いるので。

⑥手入れ道具など

手入れ道具はいろいろあるが、

うちで使っているのはこの3つ

左から

根ブラシ

プラスチックブラシ

金ブラシ

個人的にはプラスチックブラシが

安くて使いやすいのでオススメ。

痒いところもゴリゴリかけて

鬣(たてがみ)や尾っぽもとかせる

ので便利。

手入れも1つのコミュニケーション

手入れの嫌いな子も、

気持ちいい場所を探してあげて、

気持ちいいものだと教えてあげる

寄ってくるようになったり

甘えてきたりするようにもなる

曳き手

お散歩するときや、

手入れや削蹄の時に

使う曳き手。

ホームセンターで売っている

大型犬用のリードでも

問題ないだろう。

爪の手入れ道具

上から

ヤスリ

剪鉗(センカン)

裏堀(ウラホリ)

まず裏堀で爪についている

ゴミを落とす。

剪鉗で伸びたところをカット。

最後にカットした部分に

ヤスリをかけてなめらかに。

ミニチュアホースはサラブレッドと

違い、競技をするわけではないので

そこまで神経質になる必要はないが、

伸びすぎると形が変形してしまうので

そうなる前に削蹄してあげることが

大事。

自分でやるのなら、こまめにヤスリで

削ってあげるのがいいだろう。

うちの場合は、管理人が削蹄しているが、

難しい爪の子は2か月に1度くらい

装蹄師に見てもらっている。

自分でやるにせよ、いつでも

相談できる装蹄師を見つけて

おいたら安心かもしれない。

削蹄は1回だいたい4000円程度

体温計、薬

これに関しては

人間が使うものとほぼほぼ一緒

体温計は“動物用体温計“で

検索すればネットで安いものなら

2000円弱で購入できる

動物用(電子体温計)は

先端がぐにゃぐにゃ

曲げられて安全というだけで

人間用でも測ることは可能

測り方は犬猫同様肛門で測る

馬の平熱はだいたい37.5~38.0度くらい

当歳はもう少し高い

わりと丈夫なミニチュアホースだが

たまに風邪をひくこともあるだろう。

40度を超え、食欲もないとなると

解熱剤を飲ませたりするが、

9度くらいなら少し休ませれば

回復する。

ちなみに解熱鎮痛剤も

人間と同じロキソニンなどでOK。

ミニチュアホースなら

だいたい体重80kgとみて、

人間の大人と同じ量でいいだろう。

そのほか薬系もだいたい人間と

同じものでいける

外傷はイソジンやマキロンで消毒

とはいっても、ミニチュアはそうそう

怪我することもないんだけど(笑)

一応参考までに、、、。

前は競走馬の育成所に勤めていた

管理人。

腱鞘炎になって病院で処方された塗り薬

が、馬の打撲に塗っていた薬だったり、

目じりを切ったときに

病院で処方された眼軟膏が

馬の目の周りの傷に塗っていた

眼軟膏だったり。

皮膚科でもらった手荒れの薬も

おそろいだったな、、、

そのくらい人間と同じ薬を

使えます。

とはいえ、

何かあった時のために

装蹄師同様、獣医も見つけて

おいたほうがいいだろう。

ミニチュアホースの販売はコチラ

コメント